2009年12月
オトシンクルス
流木について

熱帯魚の水槽に流木は必要不可欠なものだと思います。
自然に形成されたその形はなんとも美しいものがあります。
そんな流木ですが、世界各地から輸入されて皆さんの手元に届くわけです。水槽にはぜひとも流木を入れて自然の情景を再現したいものです。
流木を使う理由
・水槽レイアウトのため
・シュリンプなどの生体の隠れ家として
・モスやアヌビスなどの活着のために
流木を買う際、利用する際の注意点
・水槽にしっかり入るものを買う
当たり前ですが、しっかりと確認してみてください。お店の見た目と、家に帰って実際に入れてからではぜんぜん違う場合があったりします。
・煮出してあく取りをしたものを買う
あく抜きをしたものを購入することをおすすめします。煮出し処理を行わないと、水槽にあくが出たり(アクはタンニンで、魚に毒というわけではない。)、万が一に病原菌を殺菌します。
自宅で煮出したり、あく抜き剤で処理することもできますが、処理済のものが一般に売っていますので、そちらのほうが楽でしょう。
・水槽に入れる前にお掃除
水槽に入れる前に必ずたわしなどでごしごしと表面を綺麗にしましょう。
また、購入直後は沈まないものがありますが、1~2週間もすいそうに入れておけば徐々に沈んでゆきます。
熱帯魚の病気

しっかりと熱帯魚の世話を行っていても、熱帯魚の病気を100%防ぐことはできません。もちろん病気になる可能性を減らすことは可能です。
そこで、熱帯魚が病気になる理由や、病気の種類、治療法方や予防方法を確認してゆきましょう。
日ごろから病気にならないように注意するためには、どうして病気になるかを知ることが重要です。
また、病気の症状を理解することで、病気の早期発見により、病気を遅らせたり、病気の拡大を防いだり、病気の生体を治癒したりということも可能になってきます。
熱帯魚の病気の原因は様々なものが考えられますが、一番の要因は水槽の環境です。
ですから、熱帯魚が病気にならないような環境作りを日ごろから心がけてゆきましょう。
病気の発生原因
病気の発生原因のそのほとんどは、水槽環境などの人為的なものだと申し上げましたが、それでは、具体的にどのようなものが病気の原因になるのでしょうか。
病気を予防するためにもこれらを確認しておくことは非常に重要です。
①急激な温度変化
②水質の悪化
③水替えによる水質の変化
④新規に魚を水槽に入れた際の水質の変化
⑤魚を過密飼育している
上記は、これらを要因にした魚に対する『ストレス』が原因で病気になります
⑥魚や水草などを導入した際に病原菌が持ち込まれる
⑦喧嘩などにより傷口から最近い感染する
などの、様々な原因が考えられますが、基本的には魚の自然治癒力のほうが病気よりも強いため、良い環境にしておけば病気になりません。
病気になる最大の原因は、ストレスなどによる『免疫力の低下』によるものだと理解しておきましょう。
熱帯魚の病気の予防
以上のように熱帯魚の病気はストレスによって引き起こされることがわかりました。それでは、それらのストレスを与えないためにどのようなことを行ってゆけばよいのでしょうか?
もちろんこれらを行っていれば絶対に大丈夫というものでもありませんし、熱帯魚の環境などは感覚的によしあしがつかめてくるものもあります。
ですが、病気のリスクを減らす手助けにはなるはずですので、ぜひともご一読下さい。
熱帯魚購入の際の注意事項
>>熱帯魚購入の前にしっかりと魚を見極める
熱帯魚を購入する際に病気を持っているものを持ち込んでは大変です。ですので、『見た目に元気の無いもの』や『入荷して10日以内のもの』『傷などのあるもの』などは絶対に避けて購入してください。
>>しっかりと水あわせを行う
これは『水合わせのやり方』でも紹介しておりますが、購入して水槽に入れる前に、水温や水質にしっかりと慣れさせることによって、魚へのストレスを軽減してやります。
これを怠るとすぐに死んでしまうこともあります。
>>トリートメントタンクの活用
こちらも『水合わせのやり方』のところで紹介しておりますので、詳細は省きますが、病気持込のリスクを減らすためには非常に重要です。
日常の注意事項
>>水温の管理
夏場や冬場など季節の変わり目には注意が必要です。適正な水温から一気に3~4度変化するだけで魚には大変なストレスです。ですから、こういったことの起こらないように、ヒーター、クーラーなどで温度調節をしっかりと行いましょう。
詳細は水質の『水温管理、ヒーター、クーラー』のページで言及しています
>>水質の維持
毎週の水換えや、PH維持など水質の維持はしっかりと行いましょう。こちらも別ページにて詳細に言及していますのでご確認下さい。
>>ビタミンなどの添加剤の利用
ディスカスなどのデリケートな魚には専用のビタミン添加剤などがありますし、熱帯魚のための様々な添加剤が販売されています。必要に応じて利用すると良いでしょう。ちなみに私も利用しています。
そのほか、水槽の見た目が綺麗で水草が元気に生い茂っているなど、見るからに良い環境は魚にとってもよいものです。見た目の診断も重要ですね。
薬欲の基礎知識
熱帯魚が病気になった場合『薬浴』といって水槽に薬を入れて治療を行います。
一週間~二週間飼育水に薬品を入れた薬浴で治療を行います。1週間程度すると治ったように見える場合もありますが、十分に完治するまでしっかりと治療を行いましょう。
・薬浴用の水槽を用意しよう
薬浴用の水槽を用意しましょう。その際は、飼育水槽の水を移して水を作ってください。
直接飼育水槽に薬品を入れると、水草が枯れたり、生分解に有用なバクテリアが死んでしまいます。
例外的に感染力の強い病気で、水槽ごと治療する必要がある場合は、水草を抜いて別に移す必要があります。
・フィルターに注意しよう
活性炭やゼオライトなどの吸着性の濾過剤を利用している場合は取り除く。薬品の効果を薄めてしまいます。
ろ剤は新品のウールのみを入れましょう
・太陽光は避ける
太陽光は避けてください。薬品によって有効成分が分解され効果がなくなってしまうものがあります。
・投薬は表示の量をしっかりと入れましょう
たくさん入れれば早く治るというものではありません。逆効果になってしまいます。
また、説明が期に従って利用すると共に、投薬時に若干の換水を行いましょう。
治療薬としての塩の効能や注意点
熱帯魚の治療には、専用の薬の他、『塩』を用いることがありますが、塩にはどのような効能があるのでしょうか?また、塩を使う場合の注意点なども確認しておきましょう。
ただし、私個人としては、専用の薬品やミネラル添加剤などが出ておりますので、そちらをおすすめします。
・新陳代謝を高める
熱帯魚の水槽に塩を入れることで熱帯魚の新陳代謝を高めます。それによって病気の抵抗力を高めます。
・ミネラル分の補給
熱帯魚にミネラルが不足している場合、塩を添加することでミネラルを補うことができます。
・バクテリア
バクテリアの多くが死んでしまう危険性があります。直接の飼育水槽への添加はやめたほうが良いでしょう
・病原菌
病原菌を殺すほどの濃度の塩を入れた場合、熱帯魚も死んでしまいます。病原菌を殺す目的というより、病気の進行を遅らせて自然治癒力で直す穂方といえるでしょう。
・塩の濃度は?
塩の濃度は1%程度でしょう。(1リットルにつき10グラム入れると1%です)
また、塩をいきなり1%入れるとショックで逆にストレスから病気が悪化してしまいます。3日程度かけて徐々に塩分濃度を高くしてください。